「娘と私」
「マーリー~世界一おバカな犬が教えてくれたこと」を涙とともに読み終えた。
ペットロス!私も愛犬を亡くした当時はそんな気持ちに襲われた。
けれど、2年も経るとまたぞろ犬が飼いたくなって、今の2代目の犬が我が家に来た次第。犬好きというのは、そういうもの。
そして今本棚から引っ張り出して再び読み始めたのは、獅子文六の「娘と私」。
まだ白黒テレビの時代、記念すべきNHK朝ドラの第1作になった小説。
当時私は中学生で、家から走れば2分で着く近さだったので、毎朝このドラマを見て、終わりの音楽がなり出した頃、学校に走って登校した。
予鈴を聞きながら校門をくぐり、2階の教室にすべり込む。
1~2分の差でガラっと戸を開けて先生が入ってくる。
そのタイミングでなんとかセーフ!
毎朝ヒヤヒヤものだったことを覚えている。
あのころフランスだとか、混血児(当時はそう言った)だとか、普通の家庭にない世界に一種憧れの気持ちがあったのかもしれない。
しかもヒロインの顔よりも、父親役の北沢彪の顔が今は鮮明に思い出される。
